秋から冬にかけて
町から色が抜け落ちるから
数字だけがカラフルに見える
電飾や看板は空虚を増長させるだけで
寂しさは埋まらない
空だけがただ眩しい
枯葉を踏みつけて歩く
乾いた音と感触
小さい頃は冬が好きだった
きっと寂しくなかったからだ
手を伸ばせば抱き上げてくれる温かな腕とか
懐かしむわけではないけれど
好きなものや好きなひとが
そばにあればそれだけでいい
金木犀が香る夜
朝から晩まで君のことだけ考えていたい
とか
云わないけど
やっぱり冬は嫌いだ
余計なことを考えすぎる
町から色が抜け落ちるから
数字だけがカラフルに見える
電飾や看板は空虚を増長させるだけで
寂しさは埋まらない
空だけがただ眩しい
枯葉を踏みつけて歩く
乾いた音と感触
小さい頃は冬が好きだった
きっと寂しくなかったからだ
手を伸ばせば抱き上げてくれる温かな腕とか
懐かしむわけではないけれど
好きなものや好きなひとが
そばにあればそれだけでいい
金木犀が香る夜
朝から晩まで君のことだけ考えていたい
とか
云わないけど
やっぱり冬は嫌いだ
余計なことを考えすぎる